上野: 「食を通じて健康で潤いのある社会に貢献する」というのが当社の企業理念です。これに基づいて業務用から家庭用まで、外食・中食(なかしょく)・内食の全ての分野、さらに卸売事業と小売事業の両分野を手がけており“食のオールラウンドプレーヤー"を自負しています。とくに卸と小売を行うという点は、他に例をみないユニークな食品流通業でしょうね。
上野: 当社の創業は昭和22年。戦後まもない食糧事情の悪い時代で、もともと食品の流通を中心にやってきました。ですから私どものコアビジネスは業務用食品卸です。今回のデータウェアハウスの対象であるディストリビューター事業部とA-プライス(A-PRICE)事業部もこの中にあります。A‐プライス事業は昭和62年にディストリビューター事業から派生したもの。中小の飲食業に対して、有利な取引形態はないかとの発想から、当社の店舗に来て商品を見てもらい、現金で持ち帰っていただく「キャッシュ&キャリー方式」で商品を提供する事業を開始しました。
業務用食品卸としての当社の強味は9万アイテムもの商品を扱っていること。ディストリビューター事業とA‐プライス事業を合わせると業務用食品卸では業界ナンバーワンの位置にあります。また同業他社4社(服部コーヒーフーズ:仙台、久世:東京、トミヤコーヒー:静岡、ワルツ:豊橋)と業務提携して「トーク会」を組織し、全国ネットワークを構築しています(注:トミヤコーヒーとワルツは2005年10月1日、持ち株会社「隗(かい)コーポレーション」を設立。2007年10月に経営統合し、5年後を目処に株式公開を目指す)。
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