事例紹介 株式会社トーホー

2005年11月16日 掲載

基幹システムのデータ分析に時間を取られ、PDCAサイクルをスピードアップして的確な戦略・戦術をタイムリーに立てられなかった。そこでES7000/520を導入、Sagentを利用してデータウェアハウスの早期開発を実現。商品改廃の工数を80%減少し、日次でのアクションを可能にした。

会社紹介

1947年(昭和22年)創立。東証1部、大証1部、福証(九州)に上場する食品流通大手。連結売上高1,645億円、連結従業員4,015人。業務用食品から家庭用食品まで、外食・中食(なかしょく)・内食の全ての分野をカバーし、さらに卸売事業と小売事業の両分野を手がける「食のオールラウンドプレーヤー」。

システム導入要因

顧客ニーズや課題が時々刻々変化する食品流通業ではスピーディーなデータ分析に基づく戦略・戦術の立案と実行が不可欠だが、基幹システムのデータの取り出しが自由に出来ず、時間を取られていた。そこで現場が使いやすいデータウェアハウスの必要に迫られた。

日本ユニシスが選ばれた理由

現場が欲しがるデータウェアハウスを構築するには、使いやすく、分かりやすいシステムが必要だった。日本ユニシスはそうしたシステムに対するソリューションを豊富に持ち、データウェアハウスの開発効率を高めるSagentでも世界的実績を持っていた。

システムポリシー

Windows Server 2003 Enterprise Editionの選択理由

ネットワーク、在庫・顧客サービス、データウェアハウスなどに適したOSであること。現場が活用できるデータウェアハウス構築には高信頼性や高いパフォーマンスが必要。

ES7000が選ばれた理由

商品点数9万、ディストリビューター事業の顧客数45,000、A-プライス事業の実動顧客数50万会員といった膨大なデータを快適に動かせるパワフルなプラットフォームであること。ホストとの親和性のよさ。

導入システムの概要、目的/効果

従来、基幹システムのデータを企画部門が活用する場合、帳票からデータを拾ってExcelで処理したり、情報システム部門にデータ処理や帳票出力を依頼していた。そこでバックオフィスでETLツール群を活用してデータ抽出・加工を行い、フロントオフィスでOLAPツール群を活用してWebレポートや分析を可能にした。これによって必要な人がデータを取り出し活用できるようになった。

開発・導入・運用上のポイント

  • 早期開発を実現するためSagentソリューションを活用。具体的にはソースのRDBからデータマートへのデータ抽出・加工・統合をETLツールを利用して作成。GUIによる短期開発を実現した。
  • 経営層には即効性のある効果やメリットを提案。現場にはスタッフ教育を徹底。

導入の効果と評価

  • 商品改廃のためのデータ分析工数が80%減少し、従来は月次ベースだったのが日次ベースでのアクションが可能になった。
  • 定例会議などの資料作成工数が激減し、新しいビジネスモデルとアイデアを得るチャンスが増えた。

今後の期待と展開

  • 現在は草創期(浸透期)であり、これをエンドユーザーコンピューティングへと浸透させていく。
  • 情報リテラシーを高めるための重要なツールと位置付け、利活用を強化する。
  • 各事業所では「ナレッジマネジメント」が遊び心と自己実現意欲・ライバル心から活性化された。その深化と、情報分析能力の進化を図る。

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本事例に記載された情報は取材時点のものであり、社名、内容など閲覧される時点では変更されている可能性がありますことをご了承ください。本事例は情報提供のみを目的としており、日本ユニシスは、明示的または暗示的を問わず、本事例にいかなる保証も与えるものではありません。

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