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事例紹介 東レ・ファインケミカル株式会社

2006年8月25日 掲載

3社を合併してファインケミカル事業のシナジー効果を図ったが、旧システムの利用でますます実務と情報システムが乖離してしまった。そこでES7000/600を導入、中堅企業向けERPのMACS.Eagleを採用して全社システムを一新。基幹業務の可視化、生販連携による納期回答の迅速化などを実現した。

会社紹介

2002年4月、旧東レ・ファインケミカルと東レチオコールを合併。さらに2003年、東レのスペシャルティケミカル事業を移管して新生「東レ・ファインケミカル」として船出。DMSO(ジメチルスルホキシド)で世界シェア1位、ポリサルファイドポリマで同2位。医薬中間体、電材ケミカル製品が3本目の柱に。

システム導入要因

合併後、1社のシステムに集約したが、全体の業務にうまく適合できなかったり、生産と販売のデータ連携がうまくいかなかったりした。月次出力システムとしての機能しか果たせず、日常業務は紙の帳票で処理せざるを得ず、一体化した全社システムが必要だった。

日本ユニシスが選ばれた理由

信頼性があり高性能なサーバであるES7000のベンダーであること、全社システムの一新に際してバランスの取れたERPによるソリューションを提案してきたシステム提案力、著名なIT雑誌の評価でも毎年高い評価を得ているシステムベンダーであること。

システムポリシー

Windows Server 2003 Enterprise Editionの選択理由

ES7000やMACS.Eagleが対応しているOSであること。オープン環境をサポートし、ネットワークやデータウェアハウス(DWH)の構築などに適していること。

ES7000が選ばれた理由

市場全般におけるIAサーバとしての評価の高さ、東レグループ内の導入企業における評判のよさ、システムのレスポンスを高める上で不可欠の高性能を持っていること、ベンダーである日本ユニシスの対応のよさ。

導入システムの概要、目的/効果

全社システムを一新し、基幹業務を「一体化された標準システム」として構築するべく、ES7000と中堅企業向けERPのMACS.Eagleを導入。販売管理、購買管理、生産管理、原価計算、会計管理の各システムを稼働させた。これにより基幹業務の可視化、経営情報の迅速な提供、ルーチン業務の効率化を目指した。2006年4月に稼働を開始。納期回答の迅速化、売れるものづくり体制が出来つつある。

開発・導入・運用上のポイント

  • 情報網を駆使してベンダーを選択し、提案されたシステムを検討して綿密な導入プランを策定。有効な全社システムを短期間で構築するためERPを採用。
  • 情報システム室の新設、経験豊富なリーダーの招聘、利用現場の巻き込みなど、周到な組織・体制づくりも奏功。

導入の効果と評価

  • 生産と販売のデータ連携が実現し、入庫予定情報の生販共有が実現して迅速な納期回答などが可能になった。
  • 業務全体のシステム化が進み、日常業務の手書き帳票による処理を抜本的に改善。業務活動の可視化も順調に進んできた。

今後の期待と展開

  • 当初のプランでは想定しにくかった「稼働後に見えてくるシステム化の不足」への対応を行う。
  • MES(生産実行管理システム)をさらに強化し、時々刻々の管理を実現することによって、製造業としての競争力強化を図る。
  • BI(ビジネスインテリジェンス)ツールなどを活用し、ERPの詳細データの「見える化」を推進する。

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本事例に記載された情報は取材時点のものであり、社名、内容など閲覧される時点では変更されている可能性がありますことをご了承ください。本事例は情報提供のみを目的としており、日本ユニシスは、明示的または暗示的を問わず、本事例にいかなる保証も与えるものではありません。

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